『アシバル流シンプル経営~ビジネスに複雑な仕組みはいらない~』を出版

2025.10.20[Mon]

食品の自社ブランド商品販売・卸売を行う株式会社アシストバルール(所在地:大阪市中央区)の代表取締役である松原 靖雄は、書籍「アシバル流シンプル経営 ビジネスに複雑な仕組みはいらない」を2025年11月5日(水)、ダイヤモンド社より出版いたします。

 表紙

 

スピード重視で稟議書は回さず、ムダな会議や朝礼もゼロ。

アシバル流は、企業経営の常識の逆を行く

社員わずか20名の体制で年商50億円を稼ぐ、関西の輸入商社・アシストバルール。彼らが選んだのは、ビジネスの“常識”に逆らう道だった。マーケティング部門も、稟議書も、会議もなし。あるのはただ一つ、「売れるか売れないかをスピーディーに判断する」という原理原則だ。商品開発も営業も現場の直感が起点で、サンプルは「ひたすら食べる」。合理的に、そして速く。市場の隙間を狙い撃ちする“身の丈戦略”に、難しい言葉や複雑な理論は不要だ。現場で悩むすべてのビジネスパーソンに贈る、アシバル流のシンプルな方法論!

マーケティングミックス?バリューチェーン?難しい言葉を使わずともビジネスは回る

マーケティングミックス、バリューチェーン、KPIの設定、カスタマージャーニー、アジャイル開発 ―― 。いまや“できるビジネスパーソン”の証として、こうした専門用語が飛び交うことも一般企業では珍しくなくなってきた。しかし、アシストバルールの代表取締役・松原靖雄氏は言う。「難しい言葉では伝わらないし、私自身も分からなくなる」。彼自身はMBAホルダーだが、複雑な専門用語を社内で使うことを戒める。これは、業務の効率化を重んじ複雑な手法を廃する彼らのビジネス流儀の根幹を現すものだ。

合理的だからこそ、シンプルに「出たとこ勝負」

商談でも社内の打ち合わせでも、相手が腑に落ちる形で伝わらなければ意味がない。その障害となるなら、複雑な理論はムダとして排除。判断のプロセスに遅れが生じるなら、会議や朝礼もやらないという徹底ぶりだ。だがそうした「出たとこ勝負」は、即応力を重視する小所帯のシストバルールにとってあくまで合理的な経営手段。シンプルな割り切りが、食品輸入業社の中では突出して速いPDCAサイクルの回転を生んでいるのだという。ビジネスの成功のために大企業の戦略をまねる必要はなく、まして複雑な仕組みをつくる必要もない。そんなメッセージを、すべてのビジネスパーソンに届ける一冊だ。

【書籍情報】

『アシバル流シンプル経営 ビジネスに複雑な仕組みはいらない』

ISBN:978‐4‐911540-12-1

定  価:1,600円(税別)

判  型:四六判-並製

発行・発売:ダイヤモンド・ビジネス企画